転職の難易度について
理学療法士をやめると決めてから特に迷ったのがどの業界で働くかである。業務上、関心を持っていたことはいくつかあり、自分なりに勉強を行っていたのだが、職業として適性があるのかはわからない。ずいぶん時間をかけて検討したと思う。
ちなみに業界・職種の2つの視点で考えると転職の難易度が大きく異なっている。概念的には以下のような状態になる。
最も転職の準備が容易で、採用の可能性が高いのは同業種・同職種であると思われる。対して対側にある異業種・異職種への転職は準備は時間を要し、採用の可能性は低い。客観的に考えても断言できる。異業種・異職種への転職を目指している私はかなりの苦労を要することが予想される。
当然といえば当然である。新卒と中途採用では企業側が求めていることが異なっているからである。 中途採用であれば、企業側は即戦力、マネジメント能力、その業界で活かすことのできる人脈などを求めている。このような採用目的を設定しているのにも関わらず、業種・職種に就いての理解がなく、人脈もないといった人材は応募できてもよほどの人材でない限りは内定をいただくことは難しい。また年齢も上がればより難しくなる。
企業もボランティアで事業を展開しているわけではない。資本主義である以上、企業に利益をもたらす人材を求めるのは当然のことである。
以上のような現状を理解した上で私は、住宅業界・施行管理、営業への転職を決めた。この業界へ転職を決意した理由については次回以降、徐々に説明していきたいと考えている。また、転職にあたって使用した情報元なども紹介できればと考えている。
さて、客観的・現実的に見て転職が成功する可能性はかなり低いと思われるが、少しづつ前進していきたいと思う。
退職願
早速、週1回の更新をさぼってしまっている。先週はついに退職願を上司に告げた。3月末での退職を希望しているが、正式な退職時期についてはエリア責任者との話しあいで決定するようである。念のため余裕をもって伝えたが退職時期が遅くならなければよいが…果たしてどうなるであろうか。
帰省もかね、両親にも今後の方向性について一応、報告した。今回の決断に至った理由、今後の方針、失敗した場合について説明した。反対されることを予想していたが、特にそのようなことはなかった。やれるだけやってみればというようなスタンスでいてくれるようである。
父の友人に私の目指す職種に就いている方がおり、今後の方向性の相談、具体的な仕事内容などについて確認してみた。事前に調べている内容と重なる部分もあり、理解は深められたかと思う。新しい情報も提供していただき、選択肢にも加え検討したが、金銭的な面から考えると実現するのは難しいようである。
少しずつ、前に進めているようであるが、実際はどうなのか。現在の計画で本当に目標を達成できるのか不安なことはあるが、計画立案と再検討を行ってきたいと思う。計画や予定通りにいくことは少ないだろう。その都度、修正していくことが重要なことはこれまでの経験から十分認識している。柔軟に対応していきたいと思う。
ふと、以前読んだ漫画の登場人物(実在)のセリフを思い出した。普段、様々な本を読むが、その内容から何か影響を受けるようなことはほとんどない。加えて、この人物が実際に言ったかはわからないが、なぜか印象に残った言葉である。
「焦る勿れ、肩肘張った決意は案外脆いもの、願い叶わぬとすぐ心折れる、決意は静かにそして徐々に。」
職探し
さて、転職を決めたがどうすればいいのか迷うことが多い。
1年ほど前から、方向性は決めていたもののいざ職探しとなると色々考え込んでしまう。本当にこの選択でよかったのか、失敗した場合のリスクなどを考え出したらキリがない。
選択肢、今後のスケジュールなどは時間をかけて検討したつもりではあるが、いざとなるとやはり不安になるものである。
とりあえず4つあった選択肢は2つに絞り込めた。あとは2つのうちどちらかを選ぶだけである。
この言葉を使う機会などないと思っていたが、人生の岐路に立つとはこのような状況を言うのであろう。
時間もお金も有限である以上、ゆっくりとはできないが妥協せずどちらの選択肢がより成功する確率を高めることができるか検討していきたいと思う。
2回目の投稿であるがどこまで続かられるか。
そもそもこんなことをしている時間ももったいないのかもしれない。
思考の整理のためと思って継続したいと思う。