転職の難易度について

 理学療法士をやめると決めてから特に迷ったのがどの業界で働くかである。業務上、関心を持っていたことはいくつかあり、自分なりに勉強を行っていたのだが、職業として適性があるのかはわからない。ずいぶん時間をかけて検討したと思う。

 ちなみに業界・職種の2つの視点で考えると転職の難易度が大きく異なっている。概念的には以下のような状態になる。

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 最も転職の準備が容易で、採用の可能性が高いのは同業種・同職種であると思われる。対して対側にある異業種・異職種への転職は準備は時間を要し、採用の可能性は低い。客観的に考えても断言できる。異業種・異職種への転職を目指している私はかなりの苦労を要することが予想される。

 

 当然といえば当然である。新卒と中途採用では企業側が求めていることが異なっているからである。 中途採用であれば、企業側は即戦力、マネジメント能力、その業界で活かすことのできる人脈などを求めている。このような採用目的を設定しているのにも関わらず、業種・職種に就いての理解がなく、人脈もないといった人材は応募できてもよほどの人材でない限りは内定をいただくことは難しい。また年齢も上がればより難しくなる。

 

 企業もボランティアで事業を展開しているわけではない。資本主義である以上、企業に利益をもたらす人材を求めるのは当然のことである。

 

 以上のような現状を理解した上で私は、住宅業界・施行管理、営業への転職を決めた。この業界へ転職を決意した理由については次回以降、徐々に説明していきたいと考えている。また、転職にあたって使用した情報元なども紹介できればと考えている。

 

 さて、客観的・現実的に見て転職が成功する可能性はかなり低いと思われるが、少しづつ前進していきたいと思う。